得るもの
どんな時にも、誰からでも、
得るものがあると考えています。
秋という季節は、いろんなことを考えるのに
とても良い季節。考え過ぎはよくないけれど。
考えることが好きなので、とにかく考えます。
三連休の最終日は試演会でした。
友人たちとオカリナアンサンブルのグループを始めたのが、今から5年前。
通っている音楽教室では、年に何度も発表の場があります。大きな発表会は一度。昨日は試演会でした。
ちなみに、舞台に立つことは好きです。緊張して震えるけれど嫌いじゃないありません。そして、反省会も嫌いじゃありません。
今回の試演会について。
まだ、うまく文章に出来ないくらいです。
今までは舞台で演奏すること、そのものが楽しかったし、緊張してもわくわくして楽しくて仕方がなかったのに、今回は不完全燃焼というか、悔しくもならない程でした。もちろん練習不足。でも、それだけではなかった…それが何なのか、全て まるっと すっきりは…分かりません。
とにかく、子どもたちの演奏や先輩方、他の方の演奏が眩しかったです。
だけどそんな中、私に対してメンバーが注意してくれたり、私もメンバーに提案することが出来たり…メンバーとして、友人としての絆のようなものを感じられることがありました。それは薄っぺらなものじゃなくて、確かで固いものだと感じました。
さらに、ステキなデュオの演奏を聴いてファンになりました。初めて聴いたわけではないけれど、今回の演奏が今まで以上に丁寧で透明感のある音に感じて、心に残りました。次の演奏が、今から楽しみです。
それから、演奏後に会場に来てくれていた娘が、帰る前に私に駆け寄ってきて、
「お疲れさま!良かったよ(^^)」
と声をかけてくれました。もちろん今までも帰宅後にはたくさん話してくれましたが、演奏後すぐに、わざわざ声をかけに来てくれたのは初めてのことでした。娘の成長を感じて嬉しかったです。
そしてとっておきは、試演会の後、会場で片付けをしているときに、メンバー以外の生徒の方から声をかけて頂いたことに驚いたことです。
「はじめからずっとで、お疲れでしょう!」
と言われ、びっくりしました。
音楽を楽しむことで疲れることはないのですが、私のことを見て下さっている方がいて、そんな風に声をかけて下さるなんて、嬉しくて嬉しくて…その方の優しさに包まれました。すごい方がいらっしゃるものです。そんな人に、私も少しでも近付きたいと思いました。
演奏はもちろん、自身のことでは反省しかありませんでしたが、次への一歩を踏み出してみせます。
そろそろ新しいオカリナが欲しいなぁ。
もっと色んな音を聴いてみたいなぁ。