ディズニーオンクラシック
娘とコンサートに出かけることが楽しくて仕方ありません。
昨日はずっと憧れていた
ディズニーオンクラシック
〜まほうの夜の音楽会 2017〜
橋の上を歩いているときも、
もっと言うなら、昨夜からドキドキしていました。
この階段をのぼるのかと思うと…
娘と手を取り合って進みました。
若干…ディズニーファンの方々には圧倒されました。グッズ販売やガチャの長蛇の列を横目に、ひたすら会場へ向かいました。
観客は大人中心(女子)でしたが、ラプンツェルの衣装を身に纏った小さな女の子もいました。もちろんカップルは多かった!
演奏会が始まるまでは舞台を間近で見ることが出来ました。最前列のおじさまに記念撮影をしていただいたり、並んでいる楽器を眺めました。
第一部が始まって間もなく、声をあげて泣きそうになり…横を見ると、
娘はいつも以上に目をキラキラさせて舞台を見ていました。
演奏もすごいけれど、歌唱力!演技力!表現力!
なんと言って良いのか分からないけれど、姿勢や歩き方がとにかく素晴らしく、歌声はこちらに向かってくる感じ…
ハーモニーは美しいし、声の表情が色になって会場を飛び回っているようでした。
そして音は、天井から降ってくるようでした。
ずっとずっとドキドキが止まらないし、鳥肌は立つし、泣きそうだし…娘と手を握り合い、目で会話をしました。
ゴー・ザ・ディスタンス『ヘラクレス』
トゥ・ワールド『ターザン』
この3曲がリクエスト曲でした。
他にはルーレットで決める サプライズ・ルーレットで、昨日は、
パート・オブ・ユア・ワールド『リトル・マーメイド』
君がいないと『モンスターズ・インク』
この2曲でした。
『ムーラン』のリフレクションが聴きたかった娘と、ジャックさまのハロウィンタウンへようこそ『ナイトメアー』が聴きたかった私はちょっと残念だったけれど…ドキドキ感の増す企画でした。
第二部は『塔の上のラプンツェル』
映像と音楽にたっぷりと浸りました。
輝く未来…うるうるしっぱなしでした。
お話に沿って、音楽がつながっていきます。
ずっとずっと生演奏!
観客も一緒に手拍子をしたり踊ったりする場面もありました。会場が一体になる…この感じもたまりません。
最後に出演者も観客もみんなで 星に願いを を
歌いました。
そして、コンサートマスターのヴァイオリンの音色は、本当に本当に優しくて…素敵でした。
魔法にかけられたような2時間半でした。
光あり映像ありで、ディズニーの世界観を身体いっぱいに感じてきました。
娘は音楽が大好き。
となりにいて、そう感じます。
音楽の中にいると嬉しそう。
帰り道。ふたりでハモりながら歩きました。
上手くなったなぁ。 昨年よりよく響く声。
ますます歌うことが楽しくなりそうです。
そして、そんな娘は、近々 アルケミストさんと地元のホールで共演させてもらえる!とか?
ふたりっきりだったので、恋バナもたくさんして、この先の進路についても少し話しました。
歌を続けるだけではなく?スポーツにもチャレンジしたい気持ちがあるようです。身体を使った表現にも興味があるとか…楽しみ。
良い日でした。
気持ちよく行かせてくれた 夫と息子に感謝。
そしてまた、次の機会がありますように!
明日香村にて
今日は母と、明日香村までお出かけしました。
明日香村は父との思い出の場所。
万葉の歌のイベントがあるということで、母を連れ出しました。
先ずは、犬養万葉記念館。
館内は落ち着いた雰囲気で、万葉の歌を味わうことができます。
外を見ると栗の木がありました。
ランチには少し早かったけれど…
このハッシュドビーフがとても美味しかった!
中庭にはサルスベリの木がぐーんと伸びていました。
中庭を眺めながら食事をし、コーヒーも飲んでゆっくりしてから、石舞台に向かいました。
今朝は早く家を出たので『万葉の歌音楽祭』のスタートに間に合いました。
万葉の歌が音楽となって、秋の空に響きます。
そして、いよいよ トゥジュール・サクソフォンクァルテットさんの演奏となりました。
いつもいつも、うるさいくらいに母に話しているので、よく知っている方たちではありますが、聴くことは初めてでした。母は、
「聴けて良かった」
と大変喜んでいました。
「こんなに何曲も聴けるなんて!」
とちょっと驚いた様子でもありました。
イベントにちなんだ『万葉』という曲はもちろん、『スペイン』という曲がカッコよかったです。野外での演奏ってこんなに心地良いものなのですね。
秋の飛鳥には、萩やススキ、そして彼岸花が咲いていました。トンボも飛んでいたし、秋を身体中で感じてきました。
昨日の台風が嘘のように穏やかな天気でした。ほとんど曇り空でしたが、時折、眩しい日差しが届きました。
出演者の方々も、透き通る声で歌われたりととてもステキでした。
母のリクエストで帰りに寄り道したのは…
ホテイアオイが満開でした。
地元の方や小学生が毎年植えるそうです。
とても広い!とにかく広い!
(ちなみに、畝傍山と耳成山は男性で、香久山は女性。畝傍山は一番高くて、二人の男性に引っ張られて香久山は低い山になったとか。)
車の中では、父との思い出をたくさんたくさん話しました。父はよく家族を明日香村に連れてきてくれました。石舞台も川原寺も板蓋宮も…どこも父と見た景色がありました。母は、
「まだお父さんがいなくなったと思えない…」
と言います。今日は私もそんな気がしました。
でももう三年 経っています。
父が旅立ってから、母は外出を渋るようになりました。だから今日は本当に良かった。
「ここはやっぱり気持ちがいいね。」
「こんなステキな音楽を聴けて良かった。」
そう言ってくれました。
そして、父との思い出をたくさん話すことが出来ました。
「楽しかった。いい日だった。」
心からそう思えました。
お土産たち。
缶の中にはクッキーが入っていますが、私のお目当ては【缶】です。
母は今日のお礼にと、あま酒(ノンアルコール)を買ってくれました。
このあま酒は喜多酒造さんのものでした。大和の香り と同じだから、きっと美味しいに違いない!
素晴らしい音楽を聴くと練習がしたくなります。
でも夕食の準備があったので、できませんでした。
仕方がないので、歌いながら作りました。明日香村で買った こんにゃくが美味しく煮えました。
やっぱり音楽が好きだなぁと思いました。
チャンパカ
久しぶりのヨガ!心身ともにスッキリです。
ヨガをすると心がとても穏やかになりますが、
一ヶ月ぶりのヨガは、
もう叫びたいくらいに気持ち良かったです。
昨年の11月からスタートしたヨガ。
何年も始めたかったけれど、良い出会いがなく
一歩進めずにいました。出会いって慌てなくてもあるものですね。ピンときてしまったのです。
8月は先生の都合で休講になっていました。
残念だけど、子どもたちは夏休みだし、家業の関係もあってお休みの方が私にとっても都合が良かったです。それでもヨガがしたくて、起床時と就寝前には覚えている数少ないポーズをとっていました。
そして迎えた、今日。
いやー硬くなっていました…
あちこちポキポキと音がしちゃいました。できるだけ音を鳴らさないようにそっと動かすようにしました。腰は特に気をつけてゆっくり動かしました。
レッスンの後、ハーブティーを飲んで少しおしゃべりの時間があります。
今日はミントと(…何だったかな?)爽やかなハーブティーでした。美味しいなぁと思いながら飲んで、たいてい名前を忘れて帰ります。
そして、先生から嬉しいオススメがありました。
アロマオイル
とってもアジアンな香りのものです。
名前は チャンパカ という花のもの。和名では金香木。強い香りのものなので好き嫌いの分かれるものなのだとか。私は好きです。
マッサージオイルを作ろうかな。
帰宅後、夫に、
「この香り、どう?」
と試してもらいました。
「ん?匂いする?分からん!」
とのこと…笑
さて、キャリアオイルは何にしようかな。
ファンタジーと音楽と
娘からのおすすめ本を読み終えました。
読み終えて、娘とたくさん話しました。
とても楽しそうな娘を見て、良かったと思いました。ここ何年も、
「本を読んで!」
と言われ続けていたからです。
『烏に単は似合わない』阿部智里さん
*娘私物
時計回りに…
『岸辺のヤービ』は梨木香歩さんの本です。
この本を選んだのは、どこかのHPで紹介されていて表紙に惹かれたのと、梨木香歩さんは娘の好きな作家の一人だからです。
*市立図書館
『追われない家事』尾崎友吏子さん
今年に入ってから、家事を楽しくこなしています。まだまだ料理は好きになれないけれど、今までよりは楽しめるようになってきました。
*市立図書館
『一冊でわかる 楽典』坂口博樹さん
CDが付録で付いています。
イラストがたくさんあります。
*市立図書館
『楽典 理論と応用』上田昭/春永裕子さん
すっきりとした表紙のもの。
本当は別の『楽典』を探していたけれど、仕方ない。
*市立図書館
『音楽理論入門』東川清一さん
どこにでも持って行けるサイズ。
*私物
親として
子どもの成長をどう見守るか。見守るって、どういうことなのか。考えています。
ひと言でいうと、難しい。
どうしても欠点(勝手にそう思うところ)が目に付いて、何とかせねば、何とかしてやらなければと思います。この子のために…と。
それは悪いことではないけれど、それだけではいけない。
図書ボランティアの集まりで話していた時、子育ての先輩は、
「チャンスは来る。親はアンテナを張り巡らせて!」
と教えて下さいました。そして、何よりも大切なのは、
「本人が自己肯定感を感じていること」
が大前提だと念を押しました。
金曜、土曜と空手の練習が続き、土曜は特練で、いつもとは違う練習日でした。徳島や滋賀の道場の先生方が来て下さいました。いつもは2〜3人の方に指導してもらっていますが、昨日は6人でした。子どもたちは6人と、中学の先輩が2人。
そしてその夜『お疲れさま会』打ち上げがありました。会には息子と卒業生の娘、そして私の3人で参加しました。
その席で、滋賀の先生が、
「今日の組手で一番怖かったのは〇〇くんでしたよ。」
と息子の話をしました。息子は組手を嫌っています。こわいから嫌なのですが…(型は大好き!)
理由は、
「きちんと決めてから、すっと後ろに下がるんです。きれいだしカッコいい。そして、優しい。相手が嫌なこと、痛いことはしない。だから速く決めてくるんです。」
ということでした。
いつも見て下さっている先生も、
「空手は優しくないとダメ。優しくないと暴力になる。〇〇は、とにかく優しいから教えなくても決めてくる。絶対に当ててこない。それは持って生まれたものなのよー。」
と付け加えて下さいました。
そのあと、息子も大人たちの元に呼ばれて、たくさんほめてもらいました。
会の最後には、子どもも大人もひとりひとり、みんなの前に立ってスピーチをしました。
息子も娘も、もちろん私も話しました。私の心配は息子でした。いつも、人前で話すは苦手だと本人が言っているし私もそう感じているからです。
息子は夏に行った徳島での審査について話しました。私には話したことのないもので、親から離れて、仲間と共に宿泊させてもらった師範の家での思い出話でした。他の人が話したこと(〜頑張りました。〜楽しかったです。)ではなく、自分の思い出を自分の言葉で話しました。そして笑いを取り、場を和ませました。
聞いていた私は、とても不思議な気分でした。息子なのに息子でない気がしました。
「来年も審査に行きますか?行きませんかー?」
会場からそんな声が飛びました。
「はい。行きます!」
息をのみました。困った顔で今にも泣きそうになっている息子を想像していた私は、固まってしまいました。いつも指導して下さっている先生方も、私と似た表情でした。少しからかったような、試すような口調で「行きますか?行きませんかー?」と問われたのに…
空手を勧めたのは、息子を変えたいと思ったからです。空手を極めて欲しいとか、空手が上手くなって欲しいとかそういうものではありません。(空手でなくても何かしらの武道をさせたいと考えていました)
今でも息子は、習い事はなにもしたくない、ただただ家でのんびりしていたいと言います。だから「無理やりさせている…」これは良いことではないのかもしれないと、事あるごとに悩んでいます。好きなことをさせてやりたいと望んでいます。子どもは、好きなことをのびのびとすることで健やかに育つと考えています。それなのに…と悩みます。
息子は変わったのでしょうか。
最近、息子は変わったのではなく、これが息子の姿だと感じるようになりました。
これまで、空手の指導者であり私と同じ母という立場の方に、何度となく相談してきました。
その方は、
「優しいからいいねん。」
とはっきり言います。
親の私からすれば「優しい」ではなく「人見知り」「頼りない」と思ってしまうところを、いつも私を励ますように、
「だから、いいねん。それが〇〇やねん。」
と仲間たちにも伝えて下さいます。
息子のことも、そして娘のことも、
「めっちゃ強い。ぞくっとくる。」
なんて…言ったりします。それは、空手の技だけでなく、空手を通して感じるものだと言います。
親として…
人との出会いのチャンスを与えることは出来るのかもしれません。
空手の仲間は、住んでいる場所も学校も違います。先生方も徳島や滋賀在住だったりします。次の大会では、徳島の仲間とチームを組んで戦います。
自分に自信がなく、家族のことをただただ心配するしか出来ない私だけれど、わが子を見守る力が付いてきたのかもしれない。そんな私のことを…私が好きなことをする姿が好きで、家族は応援してくれます。
何が正解なのか…分からないけれど、手を離しても大丈夫だと感じられるようになった わが子たち。夏休みの宿題も、自分で計画を立ててやっています。私は手を出さないので…(宿題は親のためじゃないし)
親バカ万歳。
絵本の読み聞かせについて
昨日、読み聞かせのメンバーさんから嬉しい報告がありました。
その方は、夜、お子さんが眠る前に絵本の読み聞かせをされていました。お子さんはいつもゆったりとぐっすりと眠ることができていたそうです。しかし、朝起きるときは、なんだかいまいちだなぁと感じていていました。その話を聞いて、私が、
「うちは、朝、お布団の上で読み聞かせをしてるよ。試してみて!」
と言いました。
すぐに朝の読み聞かせが始まりました。眠る前に、翌朝に読んで欲しい絵本を選びます。読み聞かせてもらうことを楽しみに、ぎゅっと目をつぶって、わくわくする気持ちを抑えて眠るそうです。
「起きたよ!絵本読んで!」
明るい声で母を呼び、読み聞かせが始まります。
そして、起きるだけでなく、朝の支度がとてもスムーズになったそうです。その方が言うには、
「頭が起きているのが分かる!」
そうです。
このお子さんは小学2年生です。
夜眠る前の5分か10分が、朝起きてからの時間になりました。そして、眠りにつくのも楽しみになり、朝、お母さんに急かされることも少なくなっています。
それぞれ家庭環境が違うので、みんな同じ方法ではできないけれど、子どもが眠る、そして起きることが楽しい時間になれば、親はかなり楽です。叱る声は減って、笑顔が増えるかもしれません。
ちなみにわが家では、
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
夏目漱石の『吾輩は猫である』声にだすことばえほん(ほるぷ出版)を読んだりします。小学3年生の息子は、言葉の響きが面白いらしく、眠い目をこすりながら聞いています。
新しい絵本を買ったときや、図書館で借りてきたときも、まだ起きない息子の横で読み始めたりします。
「ん?なに?」
と聞かれても、特に返事はせずゆったりと読み続けます。